はい‐こも・る【這ひ籠もる】
[動ラ四]這い込んで中にこもる。「人げなう、たださる方に—・りて過ぐしつべし」〈源・東屋〉
はい‐たい【胚胎】
[名](スル) 1 みごもること。はらむこと。 2 物事の起こる原因やきざしが生じること。「繁栄の中に—する退廃」
はい・る【入る/這入る】
[動ラ五(四)] 1 ある区切られた空間の外から中へ移り進む。「映画館に—・る」⇔出る。 2 中に加えられる。「不純物が—・る」「模様の—・った布」 3 あるものの中にあるものが生じる。「ガラス...
はきつけ‐かべ【掃(き)付け壁】
小箒(こぼうき)でモルタルを掃き付け、荒い表面を作り出した壁。
白髪(はくはつ)三千丈(さんぜんじょう)
《李白「秋浦歌」から》長年の憂いが重なって白髪が非常に長くのびることを誇張していった言葉。心に憂いや心配事が積もることのたとえ。
はだれ
[名・形動ナリ]雪がはらはらと降るさま。雪が薄く積もるさま。また、その雪。はだら。「沫雪(あはゆき)か—に降ると見るまでに流らへ散るは何の花そも」〈万・一四二〇〉
はつ‐かんせつ【初冠雪】
夏が過ぎて、その冬初めて山頂に雪が積もること。
はにゅう【埴生】
1 埴のある土地。また、埴土。「草枕旅行く君と知らませば岸の—ににほはさましを」〈万・六九〉 2 「埴生の小屋」の略。「旅の空なれぬ—の夜の床(とこ)わびしきまでにもる時雨かな」〈金槐集〉
はら・む【孕む/妊む】
[動マ五(四)] 1 胎内に子を宿す。妊娠する。みごもる。「子を—・む」 2 その中に含み持つ。「矛盾を—・む」「帆が風を—・む」 3 穂が出ようとしてふくらむ。「麦が—・む」
ハルマヘラ‐とう【ハルマヘラ島】
《Pulau Halmahera》インドネシア北東部、モルッカ諸島北部にある島。同諸島最大の島であり、太平洋、モルッカ海、ハルマヘラ海に面する。アルファベットのKに似た四つの半島からなり、山がち...