おも‐む・く【赴く/趣く】
《「背(そ)向く」に対して「面(おも)向く」の意》 [動カ五(四)] 1 ある場所・方角に向かって行く。「現場に—・く」 2 物事がある方向・状態に向かう。「心の—・くままに行動する」「病気が...
おも‐むけ【赴け/趣け】
《動詞「おもむく」(下二)の連用形から》ある方向へ向けようとする態度。しむけ。また、意向。おもぶけ。「命に違ひ—に背きて」〈常陸風土記〉
おもむろ‐に【徐に】
[副]落ち着いて、ゆっくりと行動するさま。「—立ち上がる」「—口を開く」 [補説]文化庁が発表した平成26年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味とされる「ゆっくりと」で使う人が44.5パー...
おも‐め【重め】
[名・形動]やや重いこと。少し重い感じがすること。また、そのさま。「—のバーベルでトレーニングする」⇔軽め。
おも‐もち【面持(ち)】
ある感情の表れている顔つき。表情。「不安げな—」
おも‐や【母屋/母家/主屋】
1 敷地内の中心になる建物。主人や家族が住む。本屋(ほんや)。 2 庇(ひさし)・廊下などに対して、家屋の中央の部分。 3 分家・出店に対して、本家(ほんけ)。本店。「惣じて其処(そこ)は出店で...
おも‐やか【重やか】
[形動][文][ナリ]重く感じられるさま。おごそかなさま。「かの男がどさりと取り落した懐中の—なるに」〈蘆花・思出の記〉
おも‐やく【重役】
責任の重い役目。また、その役目の人。じゅうやく。「あの御方が商会の—を勤め給うと聞けども嘘のようなり」〈紅葉・不言不語〉
おも‐やせ【面痩せ】
[名](スル)「面窶(おもやつ)れ」に同じ。「寝不足で—した顔」
おも‐や・せる【面痩せる】
[動サ下一][文]おもや・す[サ下二]顔がやせてほっそりした感じになる。顔がやつれる。「長患いですっかり—・せる」