おり‐かえし【折(り)返し】
[名] 1 着物などを折って二重にすること。また、その部分や折り目。「ズボンの—」 2 ある地点から引き返すこと。また、その地点。折り返し点。 3 全体の中間を過ぎること。前半が終わり、後半に...
おりかえし‐うんてん【折(り)返し運転】
鉄道・バスなどで、不通区間が生じたとき、その両端の駅・停留場まで行き、そこから引き返す形で運行すること。
おりかえし‐ざつおん【折(り)返し雑音】
《folding noise》アナログ信号をデジタル信号に変換する際、偽の信号が生成されてしまう現象。アナログ信号に含まれる最大周波数の2倍(ナイキスト周波数)よりも低い周波数で信号をサンプリン...
おり‐かえ・す【折(り)返す】
[動サ五(四)] 1 紙・布などをもとの方へ折って重ねる。折って二重にする。「襟を—・す」 2 ある地点まで行って、来た方向へ戻る。引き返す。「この先不通のため当駅で—・します」 3 全体の中間...
おり‐かがみ【折り屈み】
《腰やひざを折ってかがむ意から》立ち居振る舞い。行儀作法。「三つ指づきの—が、こんな中でも打ち上がる」〈鏡花・歌行灯〉
おり‐か・く【折り掛く/折り懸く】
[動カ下二] 1 折って物に掛ける。「賤(しづ)の男(を)が篠(しの)—・けて干す衣」〈梁塵秘抄・二〉 2 折ったままにしておく。「鎧(よろひ)に矢の立つこと数を知らず、—・け—・けしたりければ...
おり‐か・く【織り掛く/織り懸く】
[動カ下二]布などに織って掛け渡す。「竜田川錦—・く神無月時雨の雨をたてぬきにして」〈古今・冬〉
おり‐かけ【折(り)掛け/折(り)懸け】
1 折り曲げて物に掛けること。 2 「折り掛け垣」の略。 3 「折り掛け灯籠(どうろう)」の略。 4 「折掛け旗」の略。
おりかけ‐がき【折(り)掛け垣】
折り曲げた竹や柴(しば)などを、両端を地に挿して連ねた垣根。
おりかけ‐どうろう【折(り)掛け灯籠】
細く削った竹2本を交差させて折り曲げ、その四端を方形の薄板の四隅に挿して、紙を張った盆灯籠。《季 秋》