おんな‐みょうが【女冥加】
「女冥利(おんなみょうり)」に同じ。
おんな‐みょうり【女冥利】
女に生まれた甲斐(かい)があること。女に生まれたことの幸せ。女冥加(みょうが)。「—に尽きる」⇔男冥利。
おんな‐むき【女向き】
女性に適していること。また、そのもの。「—の柄」→男向き
おんな‐むすび【女結び】
ひもの結び方の一。男結びの結び方を左のほうから始めるもの。おなごむすび。→男結び
おんな‐めか・し【女めかし】
[形シク]いかにも女らしい。「さこそ細やかに—・しけれども」〈今昔・二三・二四〉
おんな‐めん【女面】
能面の分類の一。女性に扮(ふん)するときに用いるもの。小面(こおもて)・孫次郎・曲見(しゃくみ)・深井・姥(うば)・泥眼・痩女(やせおんな)など。→男面
おんな‐もじ【女文字】
1 「女手(おんなで)2」に同じ。→男文字 2 「女手3」に同じ。→男文字「是は流れの—。情け色めくいろは仮名」〈浄・賀古教信〉
おんな‐もち【女持ち】
大人の女性が使うように作った品物。女物。「—の扇子」⇔男持ち。
おんな‐もの【女物】
1 女性が身につけたり、持ち歩いたりするのにふさわしく作った品物。婦人物。「—の時計」⇔男物。 2 「女能(おんなのう)1」に同じ。
おんな‐ものぐるい【女物狂い】
能で、女性の物狂いを主人公とする曲。「隅田川」「花筐(はながたみ)」「百万」など。狂女物。→男物狂い →物狂い能