おい‐そだ・つ【生(い)育つ】
[動タ五(四)]育って大きくなる。成長する。「すくすくと—・つ」
おいそ‐の‐もり【老蘇森/老曽森】
滋賀県近江八幡市の奥石(おいそ)神社の森。ホトトギスの名所。[歌枕]「東路のおもひでにせむ郭公(ほととぎす)—の夜半の一声」〈後拾遺・夏〉
おい‐それ
[名・形動]《感動詞「おい」に代名詞「それ」が付いてできた語。「おい」と呼ばれ、直ちに「それ」と応じる意から》簡単に応じること。即座に物事が行われること。また、そのさま。「菊見の催頗(すこぶ)る...
おいそれ‐と
[副]簡単に応じるさま。「—承諾できる話ではない」
おいそれ‐もの【おいそれ者】
深く考えずに物事をする人。軽はずみな人間。「お勢は根生(ねおい)の—なれば」〈二葉亭・浮雲〉
お‐いた
《「いた」は「いたずら」の略》いたずら。多く、母親が幼児に対して用いる。「もう—はやめなさい」
お‐いた【御板】
板付き蒲鉾(かまぼこ)をいう女房詞。
おい‐たち【生(い)立ち】
1 育ってゆくこと。成長すること。「子供の—を見守る」 2 成人するまでの過程・経歴。「—を語る」
おい‐た・つ【生(い)立つ】
[動タ五(四)] 1 草木が生えて大きくなる。「ある年のちょうど若苗の—・つころ」〈堀辰雄・かげろふの日記〉 2 伸び育つ。成長する。「加茂川の水柔らかなる所に—・ちて」〈露伴・風流仏〉
[...
おい‐たて【追(い)立て】
1 追い払おうとすること。 2 借家などからの立ち退きを迫ること。「家主から—を食う」 3 唐鋤(からすき)の後部に柄のように長く出ている部分。