かみ‐よせ【神寄せ】
神を招き寄せてお告げを聞くこと。
きよみずざとう【清水座頭】
狂言。和泉(いずみ)流。瞽女(ごぜ)と座頭が清水の観世音に参籠(さんろう)すると、その功徳でそれぞれの夢に観世音のお告げがあり、二人は夫婦となる。
こうしん‐じゅつ【降神術】
祈祷などで神を招き寄せ、乗り移った人の口からお告げを述べさせる術。かみおろしの術。
ご‐たくせん【御託宣】
1 「託宣」を敬っていう語。神のお告げ。ありがたい仰せ。「権現様の—」 2 人の下した判断や命令を、冷やかしの気持ちを込めていう語。「会長の—とあらば従わざるをえない」
ご‐むそう【御夢想】
夢の中で神仏のお告げがあること。また、そのお告げ。「清水の—によりこれまで尋ね参りたり」〈仮・恨の介・上〉
さとし【諭し】
1 さとすこと。説諭。 2 神仏のお告げ。神託。「神のお—がある」「この雨風、いとあやしき、物の—なり」〈源・明石〉
さ‐にわ【斎場/沙庭】
1 神を招いて、お告げを聞く清浄な場所。「建内宿禰(たけのうちのすくね)—に居て、神の命(みこと)を請ひき」〈記・中〉 2 神のお告げを承る人。霊媒者。さにわびと。「中臣(なかとみ)の烏賊津(い...
しん‐たく【神託】
神が自分の判断や意志を巫女(みこ)などの仲介者、あるいは夢・占いなどによって知らせること。神のお告げ。託宣。「—が下る」
しん‐ちょく【神勅】
1 神のお告げ。神の命令。 2 天照大神(あまてらすおおみかみ)が瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原(あしはら)の中つ国に降(くだ)す際に神宝とともに授けた言葉。
じ‐げん【示現】
[名](スル) 1 神仏が霊験を示し現すこと。また、その霊験。神仏のお告げ。「奇跡が—する」 2 仏・菩薩(ぼさつ)が衆生を救うために種々の姿に身を変えてこの世に出現すること。