アンジェラス【Angelus】
カトリック教会の、お告げの祈り。聖母マリアへの天使のキリスト受胎告知を祝して感謝する毎日3回の祈りで、「アンジェラス‐ドミニ(主の御使い)」の語で始まる。また、この時刻を知らせる合図の鐘。
いなばどうえんぎ【因幡堂縁起】
鎌倉後期の絵巻。作者未詳。因幡の国司橘行平が夢のお告げで海中から引き上げた薬師如来像を本尊として因幡堂を創立した由来を描いたもの。
うかがい【伺(い)】
1 目上の人などに指示を仰ぐこと。「進退—」 2 神仏のお告げを願うこと。 3 「問うこと」「訪問すること」「聞くこと」の意の、その相手を敬って用いる謙譲語。「御機嫌—」
伺(うかが)いを立(た)・てる
1 神仏に祈ってお告げを願う。 2 目上の人などに指示を仰ぐ。
おいまつ【老松】
謡曲。脇能物。世阿弥作。都の人が天神のお告げで筑紫の安楽寺へ行くと、老松の精が現れ、飛び梅と追い松の伝説を語って舞をまう。
能の「老松」をもとにした常磐津・富本・清元・長唄・一中節などの曲名。
おとめビオレーヌ【乙女ビオレーヌ】
《原題、(フランス)La Jeune Fille Violaine》クローデルによる戯曲。1892年に第1稿、1899年に第2稿を発表。のちに、改作されて代表作「マリアへのお告げ」となる。
お‐ふでさき【御筆先】
神のお告げ。神がかりの言葉。特に、天理教や大本(おおもと)教で、教祖が神のお告げを書き記したという文書。
おみ‐くじ【御御籤/御神籤】
神仏のお告げを得て吉凶を知るために引く、くじ。
オラクル【oracle】
神のお告げ。神託。託宣。
かみ‐ごと【神言/神語/神詞】
1 神のお告げ。神託。託宣。 2 神または神事に関する語りごと。