おうけんしんじゅ‐せつ【王権神授説】
王権は神から国王に授けられたもので、その権力は神聖で絶対的なものである、とする政治思想。近世初期ヨーロッパで、王権の支持・擁護のために英国のロバート=フィルマーなどによって主張された。
おうげ‐りしょう【応化利生】
仏・菩薩(ぼさつ)がそれぞれの人に応じた姿で現れ、説法、教化し、衆生に利益(りやく)すること。
おう‐げん【応現】
「応化(おうげ)」に同じ。
おう‐げん【横言】
わがままで、勝手気ままな言葉。横暴な言葉。
おう‐げん【横痃】
⇒横根(よこね)2
おう‐こ【往古】
《古くは「おうご」》過ぎ去った昔。大昔。往昔(おうせき)。「—はイザ知らず、凡(およ)そ五世以降」〈福沢・福翁自伝〉
おう‐こ【枉顧】
まげて顧みること。相手の来訪を敬っていう語。枉駕(おうが)。
おうご【朸】
《「おうこ」とも》物を担う棒。てんびん棒。和歌では多く「会ふ期(ご)」に掛けて用いる。「人恋ふることを重荷とになひもて—なきこそわびしかりけれ」〈古今・雑体〉
おう‐こう【王公】
王と諸公。また、身分の高い人。
おう‐こう【王后】
きさき。皇后。