かい‐ちょく【回勅】
ローマ‐カトリック教会で、教皇が全教会の司教または信者にあてて、教会全体の重要問題について書き送るラテン語の手紙。回章。
かい‐ちょく【戒飭】
[名](スル)人に注意を与えて慎ませること。また、自分から気をつけて慎むこと。「—処分」「諄々(じゅんじゅん)として党員を—したが」〈嶺雲・明治叛臣伝〉 [補説]「かいしょく」と読むのは誤り。
かい‐ちん【開枕】
《「開被安枕(かいひあんちん)」の略。布団(被)を敷き枕を置く意》禅宗で、就寝すること。
かい‐ちん【開陳】
[名](スル)人の前で自分の心の中をありのままに述べること。「所信を—する」
かい‐つう【快通】
気持ちよく便通があること。
かい‐つう【開通】
[名](スル)鉄道・道路・電話など、交通・通信の機関や施設が完成して通じること。「高速道路が—する」
かいつうしょうこう【華夷通商考】
江戸中期の地理書。2巻。西川如見著。元禄8年(1695)刊。宝永5年(1708)訂正増補版5巻刊。主として通商の立場から外国の地誌を記したもの。
かい‐つか・む【掻い掴む】
[動マ四] 1 しっかりつかむ。「乱髪を—・んで、首をかけ共かかれず」〈虎明狂・文蔵〉 2 「かいつまむ」に同じ。
かい‐つ・く【掻い付く】
《「かきつく」の音変化》 [動カ四]抱きつく。すがりつく。「ちごの、あからさまに抱きて遊ばしうつくしむほどに、—・きて寝たる」〈枕・一五一〉
[動カ下二]しっかりとつける。「紅といふもの、い...
かい‐つ・く【飼ひ付く】
[動カ下二]飼いならす。「遍照寺の承仕法師、池の鳥を日ごろ—・けて」〈徒然・一六二〉