ぞう【蔵】
所有していること。また、その物。「好事家の—にかかる浮世絵」「国立博物館—」
そう‐あつ【総圧】
流れている流体にかかる静圧と動圧との和。
そら‐ほど
[副]「それほど」の音変化。「—精算をしてかかる訳でもあるまいけれど」〈紅葉・二人女房〉
だいいちケーラー‐びょう【第一ケーラー病】
成長期の小児(特に男児)にみられる骨端症の一。足舟状骨に血行不良や持続的な負荷がかかることで生じ、足背内側や足船状骨に痛みを伴う。2年程度で自然治癒することが多いが、歩行障害を生じることもある。...
たなぎら◦う【棚霧らふ】
[連語]《動詞「たなぎる」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》雲が空全体に広がる。霧が一面にかかる。「—◦ひ雪も降らぬか梅の花咲かぬが代(しろ)にそへてだに見む」〈万・一六四二〉
たくなわ‐の【栲縄の】
[枕]長い栲縄の意から、「長き」「千尋(ちひろ)」にかかる。「—長き命を欲(ほ)りしくは」〈万・七〇四〉
だき‐と・める【抱(き)留める】
[動マ下一][文]だきと・む[マ下二]両腕でかかえておさえとどめる。「倒れかかる人を—・める」
たくづの‐の【栲綱の】
[枕]コウゾで作った綱が白いところから、「しろ」「しら」にかかる。「—新羅(しらき)の国ゆ」〈万・四六〇〉
たきつせ‐の【滝つ瀬の】
[枕]《「たぎつせの」とも》流れの速い意から、「はやし」にかかる。「—はやき心を何しかも人めづつみのせきとどむらむ」〈古今・恋三〉
たずね‐い・ず【尋ね出づ】
[動ダ下二]「たずねだす」に同じ。「いづくよりかかる子を—・でて」〈宇津保・俊蔭〉