かがやき【輝き/耀き/赫き】
《古くは「かかやき」》 1 かがやくこと。また、かがやく光。「太陽の—」 2 はなばなしくりっぱであること。「才能の—」
かがやき‐わた・る【輝き渡る】
[動ラ五(四)]一面に光りかがやく。「五色の光明(こうみょう)赫奕(かくやく)と—・るに」〈紅葉・二人むく助〉
かがや・く【輝く/耀く/赫く】
[動カ五(四)]《古くは「かかやく」》 1 まばゆいほどきらめく。きらきら光る。光を放つ。「ネオンが—・く」 2 生き生きとして明るさがあふれる。「希望に—・く未来」 3 名誉や名声を得て華々し...
かがやくにほんごのあくたい【かがやく日本語の悪態】
川崎洋の随筆。平成9年(1997)刊。古今の文学作品や方言、キャンパス用語などから著者が収集したあらゆる日本語の悪態を網羅的に紹介する。平成10年(1998)、同年刊行の「日本方言詩集」と本作な...
かがやくひ‐の‐みや【輝く日の宮】
《古くは「かかやくひのみや」》 源氏物語の登場人物、藤壺(ふじつぼ)の異称。
源氏物語の第1巻桐壺(きりつぼ)の異称。
丸谷才一の長編小説。源氏物語の幻の巻、「輝く日の宮」成立の謎を巡る文...
輝(かがや)くもの必(かなら)ずしも金(きん)ならず
《All that glitters is not gold.》見た目の立派なものすべてが、内容も立派だとは限らない。シェークスピアの喜劇「ベニスの商人」にあることば。
かがやけるやみ【輝ける闇】
開高健の長編長編小説。昭和43年(1968)刊。ベトナム戦争特派員としての経験をもとに書かれた作品で、戦争の極限状態をリアルに描く。「夏の闇」「花終わる闇」へと続く闇三部作の第1作。
かが‐やさい【加賀野菜】
石川県金沢市の伝統野菜。昭和20年(1945)以前から栽培され、現在も主に金沢市で栽培されているものをさす。タケノコ・クワイ・サツマイモ・加賀レンコン・加賀太キュウリなどがある。
かが‐ゆうぜん【加賀友禅】
石川県金沢市付近で発達した友禅染。様式化された図柄で、配色に藍・臙脂(えんじ)・紫などが多く、ぼかしを使っている。
かがよ・う【耀う/赫う】
[動ワ五(ハ四)]きらきら光って揺れる。「雑木の芽の群れが…おぼろに—・う絢爛(けんらん)のさま」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉