かき‐そ【柿衣/柿麻】
1 柿の渋で染めた、赤茶色の衣服。江戸時代、酒屋の奉公人の仕着せに用いられた。かき。 2 柿の渋で染めた布の色。
かき‐そ・う【掻き添ふ】
[動ハ四]ものにより添う。「暗き戸の迫(はさま)に—・ひて待ち立てるほど」〈今昔・三〇・一〉 [動ハ下二]髪の毛などを手を添えてかきなでる。「ほの見えし尾花すゑたる妹が髪いつゆるるかに—・へ...
かき‐そ・える【書(き)添える】
[動ア下一][文]かきそ・ふ[ハ下二]すでに書いてある文章や絵に、さらに言葉を添えて書く。「近況を一筆(いっぴつ)—・える」
かき‐そこな・う【書(き)損なう】
[動ワ五(ハ四)]書き誤る。まちがって書く。書き損じる。「賀状のあて名を—・う」
かき‐そんじ【書(き)損じ】
書き損じること。また、そのもの。「—の手紙」
かき‐そん・じる【書(き)損じる】
[動ザ上一]「かきそんずる」(サ変)の上一段化。「最後のところで、—・じる」
かき‐そん・ずる【書(き)損ずる】
[動サ変][文]かきそん・ず[サ変]文字などを書き誤る。書きそこなう。書き損じる。「あて名を—・ずる」