ねぎ‐みそ【葱味噌】
細かく刻んだ長ネギを入れたなめ味噌。風呂吹きにつけたり、握り飯の具にしたりする。
ねこだ‐ながし【ねこだ流し】
古く行われた金・銀などの選鉱方法。細かく砕いた鉱石を、板に張った晒木綿(さらしもめん)やねこだなどの上に流し、その目に残った金・銀の粒子を採取する。ねこ流し。
なつまつりなにわかがみ【夏祭浪花鑑】
浄瑠璃。世話物。九段。並木千柳(宗輔(そうすけ))・三好松洛・竹田小出雲の合作。延享2年(1745)大坂竹本座初演。団七九郎兵衛・釣船三婦(さぶ)・一寸徳兵衛ら三人の侠客(きょうかく)の達引(た...
は‐ざし【ハ刺(し)】
片仮名の「ハ」の字形に細かく刺し縫いする方法。テーラードカラーの表地と芯(しん)とをなじませるためなどに行う。
はさみ‐むし【鋏虫/蠼螋】
1 ハサミムシ目オオハサミムシ科の昆虫。ごみの下などにみられ、体長約2センチで黒褐色。翅(はね)はない。尾端にはさみをもち、雄では左右不相称。 2 ハサミムシ目の昆虫の総称。ハサミムシ・オオハサ...
はさみじょう‐かかくさ【鋏状価格差】
独占的な産業部門と非独占的な産業部門との製品価格の差が、物価指数のグラフ上で鋏を開いたような形にしだいに拡大すること。特に、工業製品価格と農産物価格との間でみられる。シェーレ。きょうじょうかかくさ。
恥(はじ)の上塗(うわぬ)り
恥をかいたうえに、また恥をかくこと。恥の恥。
はこだて【函館】
北海道南西部の市。津軽海峡に面する。渡島(おしま)総合振興局所在地。もと江戸幕府直轄領。安政元年(1854)開港。かつて青函連絡船が通じる北海道の表玄関であり、また北洋漁業の基地として発展した。...
恥(はじ)を曝(さら)・す
公衆の面前で恥をかく。自分の恥を大勢の人に知られる。「家庭内の—・す」
はこべ【繁縷/蘩蔞】
ナデシコ科の越年草。道端などに生え、高さ10〜30センチ。茎は斜め上に伸び、緑色で柔らかく、卵形の葉が対生する。春から夏にかけ、多数の白い花をつける。花びらは5枚で、深く二つに裂ける。春の七草の...