きじ‐かくし【雉隠】
キジカクシ科の多年草。山地に生え、高さ約70センチ。茎はよく分枝し、枝は葉状の線形となり、葉の代わりをする。雌雄異株で、春の終わりごろ、黄白色の小花をつける。実は丸く、秋に赤く熟する。
きゃく‐そう【客窓】
⇒かくそう(客窓)
きゃく‐ゆう【客遊】
[名](スル)他郷・他国に旅をすること。かくゆう。
ぐにゃっ‐と
[副](スル) 1 力なく折れ曲がるさま。「熱せられたガラス棒が—曲がる」 2 柔らかくて手ごたえのないさま。「—した物に手が触れた」
くさ‐すぎかずら【草杉蔓】
キジカクシ科の多年草。海岸に生え、茎は蔓(つる)状、葉は退化して鱗片(りんぺん)状。細い緑色の葉状をした枝に淡黄緑色の小花がつく。太い根は、砂糖漬けにして食べ、また漢方で天門冬(てんもんどう)と...
くさば‐の‐つゆ【草葉の露】
草の葉に置く露がすぐ消えるところから、人の命などのはかないことのたとえ。「わが思ふ人は—なれやかくれば袖のまづそほつらむ」〈拾遺・恋二〉
くさり‐きゃはん【鎖脚絆】
鎖を細かく編んで布地にとじつけた、すね当て。
くさ‐がれ【草枯れ】
[名](スル)秋から冬にかけ、寒さなどで草が枯れること。また、その季節。《季 冬》「—に背負籠(しょひかご)背負ひかくれゆく/虚子」
くさり‐ごて【鎖籠手】
鎖を細かく編んで布地の表面にとじつけた籠手。
くさ‐きり【草切り】
《「くさぎり」とも》 1 まぐさを細かく刻む器具。押し切り。 2 まぐさを刈ること。また、刈る人。 3 荒地を初めて開墾した人。草分け。「アノ人ハコノ村ノ—ダ」〈和英語林集成〉