かけ‐ひも【掛け紐/懸け紐】
物にかけ渡して、動かないように結んでおくひも。
かけ‐びな【掛け雛】
雛人形を描いた掛け軸。絵びな。
かけ‐びんかずら【懸け鬢鬘】
鬢髪(びんぱつ)のついた男髷(おとこまげ)のかつらをかぶること。坊主頭の者が変装するときなどに用いる。
かけ‐ぶくさ【掛け袱紗】
進物や貴重品の上に掛ける袱紗。綴(つづ)れ織りなどの上質な織物で作る。
かけ‐ふだ【掛(け)札/懸(け)札】
1 目につきやすい所に掛けておく札。門札や看板など。 2 江戸時代、幕府や領主からの通知事項を記して掲げた札。特に、年貢に関する事項を書いて、名主・庄屋の門や戸口などに掲示した札。
かけ‐ぶとん【掛(け)布団】
寝るとき、からだの上にかける布団。かけぶすま。《季 冬》
かけ‐ぶすま【掛け衾】
掛け布団。《季 冬》
かけ‐へだた・る【懸(け)隔たる】
[動ラ五(四)] 1 遠く離れる。「父は常に我々とは—・った奥の二間を専領していた」〈漱石・行人〉 2 両者の間に大きな違いがある。かけはなれる。「現実と理想とはあまりにも—・っている」 3 (...
かけ‐へだて【懸(け)隔て】
両者の間に気持ちの上でのへだたりがあること。「—のない付き合い」
かけ‐へだ・てる【懸(け)隔てる】
[動タ下一][文]かけへだ・つ[タ下二] 1 遠く間を隔てる。大きく差をつける。「立場の違いが両者の意見を—・てている」 2 (「駆け隔てる」とも書く)中間に割って入り、両者を離れるようにする。...