かご‐たけ【籠茸】
アカカゴタケ科のキノコ。秋に広葉樹林内に生える。全体が中空の球状となり、目の粗い網状で、直径4〜5センチ。
かご‐だし【籠出し】
川の流れを変えたり、堤防崩れを防いだりするために、川に突き出して蛇籠(じゃかご)を並べること。また、その蛇籠。
かご‐ちょうちん【籠提灯】
竹で編んだ籠に紙を張った提灯。
かご‐つるべ【籠釣瓶】
《水もたまらないということから、切れ味のよさを連想させる謎(なぞ)言葉》よく切れる刀。
かごつるべさとのえいざめ【籠釣瓶花街酔醒】
歌舞伎狂言。世話物。8幕20場。3世河竹新七作。明治21年(1888)東京千歳座初演。吉原百人斬り事件に取材したもの。
かご‐づり【籠釣(り)】
釣りで、寄せ餌(え)を入れた小籠を道糸に仕掛けて釣る方法。
籠(かご)で水(みず)を汲(く)・む
ほねをおっても効果のないことのたとえ。
か‐ごと【託言】
《「かこちごと」の意》 1 他にかこつけていう言葉。口実。「御返り、口疾(と)きばかりを—にて取らす」〈源・夕顔〉 2 他のせいにしていう恨み言。不平。ぐち。「人を徒(いたづ)らになしつる—負ひ...
かごと‐がまし・い【託言がましい】
[形][文]かごとがま・し[シク] 1 恨み嘆いて言うようすがありありと感じられる。ぐちめいている。「—・い声を出すとは見下げ果てたやつで」〈芥川・おしの〉 2 言いわけがましい。「つれづれとわ...
かご‐ながもち【籠長持】
竹で目を粗く編んだ、ふたのない長持。非常の際などに使用。