しび‐ないしょう【紫微内相】
紫微中台の長官。内外の兵事をつかさどった。天平宝字元年(757)に藤原仲麻呂が任ぜられたが、翌年仲麻呂が大保(たいほ)に任ぜられて廃絶。
じぶ‐きょう【治部卿】
治部省の長官。おさむるつかさのかみ。
じ‐ぶぎょう【地奉行】
鎌倉幕府・室町幕府の職名。鎌倉幕府では、鎌倉中の市政を担当。室町幕府では地方頭人(じかたとうにん)とよび、京都市政をつかさどった。
しも‐だいかん【下代官】
代官の次席。年貢の取り立てなどをつかさどった。げだいかん。
じ‐やき【地焼(き)】
1 その土地で焼くこと。また、焼いたもの。「—の瓦(かわら)」 2 関西風の鰻(うなぎ)の焼き方。白(しら)焼きしたあと、ふかさずにそのままかば焼きにする。
し‐ば【司馬】
1 中国、周の六卿の一。夏官の長で、官制・祭祀(さいし)・軍事をつかさどった。前漢には大司馬と称し、三公の一。 2 掾(じょう)の唐名。
しゃせい‐ぶん【写生文】
正岡子規の写生説に基づいて書かれた散文。高浜虚子・伊藤左千夫・長塚節(ながつかたかし)・夏目漱石・寺田寅彦(てらだとらひこ)らにより、小説・随筆などに生かされた。
しゃじん‐かん【舎人監】
⇒とねりのつかさ
しゃ‐そう【社僧】
神仏習合の時代に、神宮寺(じんぐうじ)にいて仏事をつかさどった僧。別当・検校(けんぎょう)・勾当(こうとう)などの階級があり、神職の上位にいて権力を振るったこともある。奈良末期に始まり、明治元年...
しゃ‐し【社司】
1 神社で、神に仕え、社務を執る者。神職。神官。神主(かんぬし)。やしろのつかさ。 2 旧制で、神職の職名。府県社・郷社の社掌(しゃしょう)の上の位で、祭祀(さいし)・庶務を管理した。昭和21年...