さか‐ばしら【逆柱】
材木の根もとを上にして立てた柱。家鳴(やな)りなど不吉なことが起こるとして嫌う。また、日光の陽明門にみられるように、建物の完全すぎるのを恐れて柱の1本だけを上下逆にしておくこと。逆木柱。さかさばしら。
さか‐だち【逆立ち】
[名](スル) 1 両手を地につけ、両足を上にあげて、からだを逆さにして立つこと。倒立。しゃっちょこだち。「—して歩く」 2 物の上下が反対になっていること。また、物事の関係が反対になっているこ...
さか‐だ・つ【逆立つ】
[動タ五(四)]さかさまに立つ。また、横になっているものなどが上向きに立つ。「恐怖のあまり髪の毛が—・つ」 [動タ下二]「さかだ(逆立)てる」の文語形。
さか‐どの【酒殿】
酒をつくるための建物。宮廷用のものは造酒司(みきのつかさ)の中にあった。その他、神社や貴族の邸内にも自家用に設けられた。酒屋。
さかとんぼ‐がえり【逆蜻蛉返り】
頭が下に、足が上の状態になること。まっさかさまにひっくり返ること。さかとんぼ。
さぶらい‐どころ【侍所】
1 平安時代、院・親王・摂関・公卿家などに仕え、その家の事務をつかさどった侍の詰め所。また、警護の武士の詰め所。さむらいどころ。 2 ⇒さむらいどころ2・3
さ‐まりょう【左馬寮】
右馬寮とともに官馬の飼養などをつかさどった役所。→馬寮(めりょう)
じじゅう‐しょく【侍従職】
宮内庁の一部局。天皇・皇后の側近として仕え、諸事務をつかさどり、御璽や国璽を保管する。じじゅうしき。
し‐かい【司会】
[名](スル)会の進行をつかさどること。また、その役。「友人の結婚式を—する」「—者」
しおん‐いろ【紫苑色】
1 紫苑の花のような色。くすんだ青紫。 2 襲(かさね)の色目の名。表は薄紫、裏は青。または、表は蘇芳(すおう)、裏は萌葱(もえぎ)。秋に用いる。