かざ‐おさえ【風押(さ)え】
風に吹かれて飛び散らないようにするおもし。
かざ‐おち【風落ち】
果実が風のために落ちること。また、その落ちたもの。「道の辺のかへの—拾ふとて木の下がくれ行きぞやられぬ」〈新撰六帖・六〉
かざ‐おと【風音】
1 風の吹く音。かぜおと。 2 歌舞伎下座音楽の一。大太鼓を小刻みに打ちつづけて、風の吹く音やすきま風の感じを表すもの。
かざおり‐えぼし【風折烏帽子】
立(たて)烏帽子の頂が風に吹き折られた形の烏帽子。狩衣(かりぎぬ)着用のときにかぶる。右折りは上皇、左折りは一般が用いた。平礼烏帽子(ひれえぼし)。かざおり。
かざ‐おれ【風折れ】
樹木などが風で折られること。かざおり。「柳に—なし」