かざ‐ま【風間】
1 風の絶え間。かぜま。「君によりをちの早船さしはやし—も待たずこがれ来るかな」〈浜松・二〉 2 風の吹いている時。「雨降り—には、転んだり何か致さぬで」〈滑・浮世風呂・二〉
かざ‐まち【風待ち】
[名](スル)船が出帆しようとして、順風を待っていること。かぜまち。
かぜまち‐づき【風待(ち)月】
《「かざまちづき」とも》陰暦6月の異称。《季 夏》
かざ‐まつり【風祭(り)】
二百十日前後に、風害から農作物を守るため、風神に風の荒れないように祈る農耕儀礼。正月や盆などに行う地方もある。竜田大社の風の神祭りが有名。風日待(かざひま)ち。かぜまつり。
かざ‐まど【風窓】
1 風を通すために作った窓。 2 床下の湿気を防ぐために設けた、風を通す穴。