かざん‐しょうかぶつ【火山昇華物】
火山の噴気孔周辺に集積した鉱物。火山ガス中の成分が冷却されたり、成分どうしあるいは周囲の岩石との化学反応を起こしたり、空気によって酸化されたりしてでき、硫黄や硫化物・塩化物などが多い。
かざん‐じ【花山寺】
元慶(がんけい)寺の異称。
かざん‐じん【火山塵】
ごく細粒の火山灰。
かざんせい‐じしん【火山性地震】
火山活動に伴って起こる地震。火山やその周辺に発生し、震源の深さは10キロ以下が多い。
かざんせい‐つなみ【火山性津波】
⇒火山津波
カザン‐せいどう【カザン聖堂】
《Kazanskiy sobor/Казанский собор》ロシア連邦北西部、レニングラード州の都市サンクトペテルブルグにあるロシア正教会の聖堂。19世紀初め、ロシア正教で最も有名なイコン...
かざんせい‐びどう【火山性微動】
火山に特有の振動現象。火山性地震に比べ、その始まりと終わりが不明瞭であり、数日以上継続するものもある。火山やその周辺に発生し、地震計によって検出される。その発生機構は明らかではないが、マグマの移...
かざんせい‐みゃくどう【火山性脈動】
⇒火山性微動
かざん‐ぜんせん【火山前線】
弧状列島に沿う火山帯の海溝側の縁(ふち)の線。火山はこの線より大洋側にはなく、線付近で最も密に分布し、大陸側にいくほど少なくなる。火山フロント。
かざん‐たい【火山帯】
多数の火山が分布する帯状の地域。日本列島は環太平洋火山帯に属し、東日本火山帯と西日本火山帯とに分けられる。火山脈。