じゃら‐じゃら
[副](スル) 1 金属などの硬くて小さい物がたくさん触れ合ってたてる音を表す語。「ポケットの小銭を—させる」 2 なまめかしく、いやらしい感じがするさま。だらしなく戯(じゃ)れかかるさま。でれ...
した・う【慕う】
[動ワ五(ハ四)] 1 恋しく思う。懐かしく思う。「兄のように—・う」「遠い祖国を—・う」「灯火を—・って虫が飛んでくる」 2 離れがたく思ってあとを追う。「飼い主を—・って、どこへでもついて来...
じょう‐けん【条件】
1 約束や決定をする際に、その内容に関しての前提や制約となる事柄。「—をのむ」「—をつける」「一日だけという—で借りる」「—のいい会社」 2 ある物事が成立・実現するために必要な、または充分な事...
しゅうち‐しん【羞恥心】
恥ずかしく感じる気持ち。「—のない人」
したわし・い【慕わしい】
[形][文]したは・し[シク]《動詞「した(慕)う」の形容詞化》心を引かれ、好ましく、または、懐かしく思うさま。恋しい。「—・い母上の姿」 [派生]したわしげ[形動]したわしさ[名]
じだい‐がか・る【時代掛(か)る】
[動ラ五(四)]古めかしく見える。古びてくる。また、古風で大げさになる。時代めく。「—・った建物」「—・った表現」
ざえざえ・し【才才し】
[形シク]いかにも学識・教養がありそうに見えるさま。「ただ走り書きたる趣の、—・しくはかばかしく仏神も聞き入れ給ふべき言の葉明らかなり」〈源・若菜下〉
さく‐もの【作物】
1 名匠の製作した刀剣や器具類。名作の物。 2 農作物。さくもつ。 3 地歌の一種で、こっけいな内容を座興的におもしろおかしく歌ったもの。「荒れ鼠」など。おどけもの。
さぞ‐な【嘸な】
[連語]《「な」は終助詞》 1 そのとおりだなあ。いかにもそのように。「立ち聞く人もあらじなんどすすむれば、—昔の名残もさすがゆかしくて」〈平家・六〉 2 さだめし。きっと。さぞかし。「袖にふけ...
さし‐い・ず【差し出づ/射し出づ】
[動ダ下二] 1 《「さし」は光が射す意》さしはじめる。輝き出る。「日も—・でぬべし」〈枕・三六〉 2 ㋐はっきり姿を現す。ぬきんでる。「さる滝の上に、わらふだの大きさして、—・でたる石あり」〈...