かすが‐まい【春日舞】
春日大社で、巫女(みこ)が神前に奏する神楽舞。
かすが‐まつり【春日祭】
春日大社の祭礼。古くは陰暦2月・11月の最初の申(さる)の日行われたもので、申祭りともよばれた。現在は3月13日に行われる。賀茂(かも)・石清水(いわしみず)の祭礼とともに三勅祭の一。かすがさい...
かすが‐まんだら【春日曼荼羅】
春日神社の信仰のため、その祭神・境内などを図にした曼荼羅。宮曼荼羅・社寺曼荼羅・鹿曼荼羅などがある。鎌倉・室町時代に流行。
かすが‐みょうじん【春日明神】
⇒春日権現(ごんげん)
かすが‐やま【春日山】
奈良市東部の山。標高497メートル。若草山の南隣に位置し、ふもとに春日大社がある。→春日山原始林
かすが‐やま【春日山】
新潟県上越市にある山。標高160メートル。頂上に春日山城跡がある。
かすがやま‐げんしりん【春日山原始林】
奈良市東部の春日山にある原始林。春日大社の神山として千年以上も狩猟と伐採が禁止されてきたため、原始の姿が保持された森林が一帯に広がる。昭和30年(1955)特別天然記念物。平成10年(1998)...
かすがやま‐じょう【春日山城】
春日山にあった上杉謙信の本城。越後(えちご)守護代長尾氏歴代の本拠で、長尾景虎(ながおかげとら)(上杉謙信)が拡充整備した。のち上杉景勝の会津移封のあと入城した堀氏が慶長12年(1607)に福島...
かすがりゅうじん【春日竜神】
謡曲。五番目物。栂尾(とがのお)の明恵(みょうえ)上人が渡唐のいとまごいに春日明神に参詣すると、明神が現れて入唐を戒める。
かすがわかみや‐じんじゃ【春日若宮神社】
春日大社の南方にある摂社。祭神は天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)。12月17日の春日若宮祭(保延(ほうえん)祭)は芸能祭的色彩が濃いので有名。