かたち
山口長男による油絵。 (作品)抽象画。昭和29年(1954)、第1回現代日本美術展に出品し優秀賞を受賞した。 (象)黒地に黄土色の矩形を配置した抽象画。昭和36年(1961)、第6回日本国際...
かたち【形/容】
1 見たり触れたりしてとらえることができる、物の姿・格好。物体の外形。「山の美しい—」「影も—も見えない」 2 ㋐まとまり整った状態をもって表にあらわれた、物事の姿。形態。「合議制の—をとる」「...
かた‐ち【片地】
わずかの土地。少しばかりの土地。
形(かたち)あ・り
容貌(ようぼう)がすぐれている。顔だちが美しい。「—・る女を集めて見むと思ひける」〈源・玉鬘〉
形(かたち)変(か)わ・る
剃髪して僧侶になる。髪を剃って出家する。
かたち‐づくり【形作り】
顔や身なりを整えること。化粧や身じたく。「彼の艶女の—の美(うるは)しきに引かれて」〈浮・近代艶隠者〉
かたち‐づく・る【形作る/容作る】
[動ラ五(四)] 1 形成する。構成する。「岩礁が島を—・る」「性格が—・られる」 2 顔や身なりを整える。化粧や身づくろいをする。「三日月や—・りてかつ寂し/太祇」
形(かたち)に影(かげ)の添(そ)う如(ごと)し
ものにはいつも影がついているように、常に離れずにいる。形影相伴う。
かたち‐ばかり【形許り】
内容はともかく、体裁だけは整っていること。しるしばかり。かたばかり。「—の祝言(しゅうげん)を挙げる」
かたち‐びと【形人】
顔だちの美しい人。「父大臣(ちちおとど)、さる—にて」〈宇津保・内侍督〉