かた・む【固む】
[動マ下二]「かためる」の文語形。
かだ・む【奸む/姧む/佞む】
[動マ四]《「かたむ」とも》 1 悪事をたくらむ。あざむく。「詐(いつは)り—・める心をもちて」〈続紀宣命・二八詔〉 2 姦淫(かんいん)する。「今の夫に—・み婚(つる)びて」〈霊異記・中〉
かた‐むき【傾き】
1 傾くこと。また、その度合い。傾斜。 2 物事が、とかくある方向に進もうとすること。傾向。気味。「親との同居を嫌う—がある」 3 数学で、直線の、高さと水平距離の比の値。直線の式y=ax+bの...
かたむき‐やま【傾山】
大分・宮崎両県境の山。標高1605メートル。山頂は三つの峰からなり、西が切り立ち傾いているように見える。祖母傾(そぼかたむき)国定公園の主要地の一。
かた‐む・く【傾く】
《「かたぶく」の音変化。「片向く」の意》 [動カ五(四)] 1 物が斜めになる。かしぐ。「波を受けて船が大きく—・く」「地震で家が—・く」 2 太陽や月が沈みかける。「日が西に—・く」 3 勢...
かた‐む・ける【傾ける】
[動カ下一][文]かたむ・く[カ下二]《「かたぶける」の音変化。「片向ける」の意》 1 物を斜めにする。傾くようにする。かしげる。「首を—・ける」「傘を—・ける」 2 《杯を斜めにして中の物を飲...
かた‐むすび【片結び】
帯やひもの結び方の一。一方はまっすぐのままにし、他方をそれに絡ませて輪にして結ぶもの。