かた‐より【偏り/片寄り】
1 かたよること。「栄養に—のないようにする」 2 光などの横波の振動が、その伝わる方向に垂直な方向のうち、ある方向にだけ特に著しい現象。
かた‐より【片縒り/片撚り】
糸に左右どちらかだけ縒りをかけること。
かたより‐いと【片撚り糸】
片撚りにした糸。
かた‐よ・る【偏る/片寄る】
[動ラ五(四)] 1 ある基準、または中心から外れて、一方へ寄る。傾く。「進路が北へ—・る」「—・った考え方」 2 ある部分・方面に集中して、全体のつりあいを欠いた状態になる。不均衡になる。偏す...
かたらい【語らい】
1 互いの気持ちや考えを話し合うこと。「親子の—」 2 男女が契りを交わすこと。また、情交。「二人が之れほどの—とは知らずに、…嫁にやったは悪かった」〈左千夫・野菊の墓〉 3 説得して仲間に引き...
かたらい‐ぐさ【語らひ種】
話のたね。かたりぐさ。「万代(よろづよ)の—といまだ見ぬ人にも告げむ」〈万・四〇〇〇〉
カタライザー【catalyzer】
《触媒の意》物事のまとめ役・世話役となる人。特に、企業の勉強会・商談・懇親会などに場を提供したり世話をすることを仕事とする人。カタリスト。
かたらい‐つ・く【語らひ付く】
[動カ四]語り合って親しくなる。むつまじくなる。「その御局の人によく—・き給ひて」〈栄花・さまざまの喜び〉
[動カ下二] 1 親しく語り合って事を託す。依頼する。「故大納言の…—・け給へる心...
かたらい‐と・る【語らひ取る】
[動ラ四]説得して味方にする。手なずける。「この家の次郎を—・りて、うち連れて来たり」〈源・玉鬘〉
かたらい‐びと【語らひ人】
親しく話し合う相手。「琴(きん)をぞなつかしき—と思へる」〈源・末摘花〉