かちょう‐まい【加徴米】
公領や荘園で、一定の年貢以外に徴収する米。鎌倉時代には地頭の収入となった。
かちょうよじょう【花鳥余情】
室町時代の源氏物語注釈書。30巻。一条兼良(いちじょうかねら)著。文明4年(1472)成立。「河海抄」を補正したもので、文意の理解に重点をおく。かちょうよせい。
カチョカバッロ【(イタリア)caciocavallo】
南イタリアで生産されるチーズ。牛乳から作られる半硬質チーズで、ひもでぶら下げて熟成するため、ひょうたん形をしている。
か‐ちょく【価直/価値】
「かち(価値)」に同じ。
か‐ちょくきん【下直筋】
外眼筋の一つ。眼窩(がんか)の後端にある総腱輪(そうけんりん)の下部から起こり、眼球上面で強膜の下部につく。眼球を下内側に動かす。
かち‐よこめ【徒横目】
「徒目付(かちめつけ)」に同じ。
かち‐より【徒より】
[連語]《「より」は動作の手段を表す格助詞》徒歩で。歩いて。「他夫(ひとづま)の馬より行くに己夫(おのづま)し—行けば」〈万・三三一四〉
かちり
[副]金属性の堅い物がふれあって発する小さい音を表す語。「—とかぎをかける」
かち‐ろん【価値論】
1 価値の本質、価値と事実との関係、価値判断の妥当性などについて哲学的に考察する学問。狭義には、19世紀後半からドイツに興った新カント学派の価値哲学をさす。 2 経済学で、商品の価値の本質・形成...
かち‐わたり【徒渡り】
[名](スル)歩いて川を渡ること。徒渉(としょう)。「馬蹄型の入江は…—されそうにすべすべと青かった」〈野上・迷路〉