かど‐かざり【門飾り】
新年に松など立てて門口を飾ること。また、その飾り。《季 新年》
かど‐かど【角角】
[名](スル) 1 あちこちの角。すみずみ。「町の—に見張りを立てる」 2 角立っていること。「その言葉が何だか—して」〈宮本・伸子〉
かど‐かど【廉廉】
それぞれの箇所。ふしぶし。「不審の—を吟味する」
かどかど・し【才才し】
[形シク]才走っている。気がきいている。「この命婦ぞ物の心えて—・しくは侍る人なれ」〈紫式部日記〉
かどかど‐し・い【角角しい】
[形][文]かどかど・し[シク] 1 言動や性格が角立って、おだやかでない。「物の言い方に—・いところがある」 2 物が角立っている。角が多い。「岩の上の—・しきもあるものを人のこゆるをいたみだ...
かど‐かわ【角革】
洋装本の表紙の角にはった、三角形の革。
角(かど)が立(た)・つ
理屈っぽい言動によって他人との間が穏やかでなくなる。「—・つ言い方をする」 [補説]この意味で「つのがたつ」と読むのは誤り。
角(かど)が取(と)・れる
世慣れて性格が円満になる。人柄がまるくなる。「苦労をして—・れた」
かど‐がまえ【門構え】
⇒もんがまえ2
かど‐ぎょう【門経】
1 葬式で、棺を家の外に出すときに、家の前で読む経。 2 家々の門口に立って経を読み、喜捨を請う僧形の者。門経読み。