むぐら‐の‐かど【葎の門】
葎の生い茂るにまかせた門。荒れはてた貧しい家をいう。むぐらがかど。「さびしくあばれたらむ—に」〈源・帚木〉
むね‐たたき【胸叩き】
江戸時代、歳末に手で裸の胸をたたきながら、祝言を述べて銭を乞(こ)い歩いた門付(かどづ)け。
むな‐もん【棟門】
本柱を2本立てて棟を高く上げ、屋根を切妻造りにした平入りの門。寺院の塔頭(たっちゅう)や公家の邸宅などに用いた。むねもん。むねかど。
む‐じゅん【矛盾/矛楯】
[名](スル) 1 ほことたて。 2 《昔、中国の楚の国で、矛(ほこ)と盾(たて)とを売っていた者が、「この矛はどんなかたい盾をも突き通すことができ、この盾はどんな矛でも突き通すことができない」...
メモリー‐こうか【メモリー効果】
《memory effect》ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池など、充電可能な二次電池の特性の一。完全放電させずに継ぎ足し充電をして使用した場合、残量が継ぎ足し充電時の容量にさしかかると...
めん‐とおし【面通し】
事件の関係者に容疑者を見せて犯人かどうかを確かめること。面割り。
やつはな‐がた【八つ花形】
円形の周囲に花弁状の稜(かど)が八つある花形。「—に鋳(い)たる鏡」〈義経記・七〉
もん‐りゅう【門柳】
門のわきの柳。かどやなぎ。
もん‐しょう【門牆/門墻】
1 門と垣。転じて、家の出入り口。かどぐち。 2 《門と垣が並んで続いているところから》きわめて近い所のたとえ。
やき‐もき
[副](スル)あれこれと気をもんでいらいらするさま。「まにあうかどうか—する」