蟹(かに)は食(く)ってもがに食(く)うな
カニを食う際、害があるというがに(カニのえら)は食ってはいけないということ。
蟹(かに)は甲羅(こうら)に似(に)せて穴(あな)を掘(ほ)る
《カニは自分の大きさに合わせて穴を掘るところから》人はその身分や力量にふさわしい言動をしたり、望みを持ったりするということのたとえ。
かにば‐サボテン【蟹葉サボテン】
サボテン科の常緑の多年草。茎は平たく、カニの脚に似る。冬、紅色の花をつける。南アメリカの原産。かにサボテン。
かに‐ばさみ【蟹挟み】
柔道で、自分も倒れながら相手を横から両足で挟み、後方へ倒す技。禁止技の一。
かに‐ばば【蟹屎】
「かにくそ」に同じ。
カニバリゼーション【cannibalization】
《「カニバライゼーション」とも》共食い現象。同じ会社の製品で類似性が強く互換性がある場合に生ずる製品間の競合関係のこと。
カニバリズム【cannibalism】
人を食うこと。特に、呪術的信仰から、また宗教儀礼として人肉を食う慣習。人肉嗜食(ししょく)。カンニバリズム。
かに‐ひしこ【蟹鯷】
《「かにびしこ」とも》塩漬けのカニ。カニの塩辛。かにびしお。《季 夏》
かに‐ぼうず【蟹坊主】
寺で住職や旅僧などに問答をしかけるというカニの化け物。昔話として各地に伝わる。化け蟹とも。
かに‐ぼたん【蟹牡丹】
文様・紋所の名。牡丹の花と葉の形をカニに見立てて名づけたもの。