金(かね)に飽(あ)か・す
ある事をするのに金銭を惜しまないで使う。「—・してしつらえた豪華な調度品」
金(かね)に糸目(いとめ)を付(つ)け◦ない
《糸目をつけない凧(たこ)は制御できないところから》惜しがらないでどんどん金を使う。「手に入れるためには—◦ない」
鐘(かね)に恨(うら)みは数数(かずかず)ござる
長唄「京鹿子娘道成寺(きょうがのこむすめどうじょうじ)」の一節。恋慕の相手、僧安珍を隠した鐘に対する清姫の恨みをいうくだりの「鐘」に「金」をかけて「金に恨みは」と語呂合わせに用い、金銭に対する恨...
金(かね)にな・る
金銭が手に入る。金もうけになる。「その話は—・りそうだ」
金(かね)に目(め)が眩(くら)・む
金が欲しいあまり分別や良心を失う。「—・んで法を犯す仕事を引き受ける」