かねつ‐じょうき【過熱蒸気】
沸点以上に加熱された蒸気。普通は水蒸気についていい、温度が多少下がっても水に戻らないので効率がよく、蒸気タービン・蒸気機関などに用いる。
かねつ‐ろ【加熱炉】
金属などを適当な温度に加熱するのに使う炉。圧延・鍛錬などの加工に使用。
かね‐づかい【金遣い】
1 金銭のつかい方。金銭をつかう程度。「—が荒い」 2 金銭を浪費すること。また、その人。「—を始めたので早速離縁した」〈蘆花・思出の記〉
かね‐づまり【金詰(ま)り】
金銭のやりくりがつかなくなること。資金が欠乏すること。
かね‐づら【金面】
《金銭の顔の意》金銭を強めて、また卑しめていう語。
かね‐づる【金蔓】
金銭を得る、つてや手がかり。資金などを出してくれる人。「—をつかむ」
かね‐て【予て/兼ねて】
[副]《の一語化》 1 以前から。前から。前もって。かねがね。名詞的にも用いる。「—聞いていたとおり」「—(から)の望み」「—より予期していたことだ」 2 以前に。前に。かつて。「—敬之進と...
金(かね)で面(つら)を張(は)・る
金銭の力で人を屈服させる。
かね◦ない【兼ねない】
[連語]⇒兼ねる4㋑
金(かね)に飽(あ)か・す
ある事をするのに金銭を惜しまないで使う。「—・してしつらえた豪華な調度品」