かん‐ぼう【冠帽】
頭にかぶるもの。「これを以て婦人の—衣裳を買いて」〈中村訳・西国立志編〉
かんむり【冠】
《「こうぶり」の音変化》 1 頭にかぶるもの。特に、許されて直衣(のうし)を着て参内する束帯・衣冠などのときにかぶるもの。黒の羅(うすもの)で作る。頂にあたる所を甲(こう)、前額部を額(ひたい)...
かんむり‐した【冠下】
公卿が、冠をかぶるときに結った髻(もとどり)。髪を頭頂で束ねて紐や元結(もとゆい)で巻き上げ、棒のように立たせたもの。かむりした。
ガウチョ‐ハット【gaucho hat】
ガウチョのかぶる帽子。先がしだいに細くなった直線的なクラウン(てっぺん)と幅広いブリム(つば)を特徴とする。
がく‐ぼう【学帽】
学生・生徒のかぶる、学校の制帽。ふつう男子用の、黒色の布で作り正面中央に校章をあしらったものをいう。学生帽。→角帽
がくや‐いちょう【楽屋銀杏】
1 江戸時代、歌舞伎役者の髪形。かつらをかぶるのに便利なように、全体をあまり盛り上げずに結ったもの。 2 歌舞伎の立役がかぶるかつらの一。主に、口上、後見(こうけん)などに出る者が用いる。 3 ...
ガレット‐デ‐ロワ【(フランス)galette des Rois】
1月6日の公現節に食べる焼き菓子。多く、パイ生地にクリームを詰めたもので、中にフェーブ(陶製の人形)が入れてある。切り分けたパイの中にフェーブが入っていた人は、その日の主役として紙の王冠をかぶる...
キッパ【kippa】
ユダヤ教徒の男性がかぶる、円形の小さな帽子。
きみ‐が‐きる【君が着る】
[枕]君のかぶる御笠(みかさ)の意から、「三笠(みかさ)」にかかる。「—三笠の山に居る雲の」〈万・二六七五〉
きょ【踞】
[音]キョ(漢) コ(呉) [訓]うずくまる 1 しゃがむ。うずくまる。「蹲踞(そんきょ)・蟠踞(ばんきょ)」 2 おごりたかぶる。「踞傲(きょごう)」