かみ‐の‐みこ【神の御子】
1 キリスト教で、イエス=キリストのこと。 2 神である天皇の子。皇子。「天皇(すめろき)の—の出でましの」〈万・二三〇〉
かみ‐の‐みこと【神の命】
神、または天皇を敬っていう語。「天の原より生(あ)れ来たる—」〈万・三七九〉
かみ‐の‐みや【上の宮】
「上宮(じょうぐう)」に同じ。
かみ‐の‐みやひと【神の宮人】
1 神・神社に仕える人。「誰にかも寄らむ—」〈記・下・歌謡〉 2 天皇に仕える人。大宮人。「皇祖神(すめろき)の—」〈万・一一三三〉
かみのめぐみわごうのとりくみ【神明恵和合取組】
歌舞伎狂言。世話物。4幕。竹柴其水(たけしばきすい)作。明治23年(1890)東京新富座初演。力士と鳶(とび)の者の喧嘩(けんか)を華やかに描いたもの。通称、め組の喧嘩。
かみのやま【上山】
山形県南東部の市。北は山形市に接する。もと松平氏の城下町。温泉があり、泉質は塩化物泉。蔵王(ざおう)観光の入り口。金瓶(かなかめ)は斎藤茂吉の生地。人口3.4万(2010)。
かみのやま‐おんせん【上山温泉】
山形県上山市にある温泉。泉質は塩化物泉。
かみのやま‐し【上山市】
⇒上山
かみのよごれたて【神の汚れた手】
曽野綾子の小説。人工妊娠中絶を主題とする。昭和54年(1979)「朝日新聞」に連載。単行本は昭和55年(1980)刊。
かみ‐の‐るす【神の留守】
民間信仰で、陰暦10月、諸国の神々が出雲大社に集まり、諸方の神社が留守になること。《季 冬》