かり‐て【糧/粮】
食糧。食物。かて。「いかにか行かむ—は無しに」〈万・八八八〉
かりっ‐と
[副] 1 堅いものを歯に少し力を入れてかむときの音を表す語。「—コンペイトーをかみ砕く」 2 食べ物から水分や油分が抜けてほどよく堅いさま。「ベーコンを—焼く」「外側は—、中はふわっとしたパン」
かん‐さ・びる【神さびる】
[動バ上一][文]かんさ・ぶ[バ上二]「かみさびる」に同じ。「—・びた古代建築」 [補説]古くは「かむさぶ」と表記。
かんじ【感じ】
1 感覚器官に受ける刺激によって生じる反応。感覚。「指先の—がなくなる」「舌をさすような—がある」 2 物事を見聞したり、人に接したりしたときに受ける気持ち。印象や感想。「—のいい人」「春らしい...
かん‐はか・る【神議る】
[動ラ四]⇒かむはかる
かんなび‐やま【神奈備山】
《神の鎮座する山の意。「かむなびやま」とも》 奈良県高市郡明日香村にある三諸山(みもろやま)の異称。[歌枕]「三諸の—に五百枝(いほえ)さし」〈万・三二四〉
奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町に...
かん‐なび【神奈備】
⇒かむなび
かん‐なめ【神嘗】
「神嘗祭(かんなめさい)」の略。かむなめ。
かん‐なぎ【巫/覡】
《「神和(かんな)ぎ」の意。「かむなぎ」とも表記》神に仕えて、神楽を奏して神意を慰め、また、神降ろしなどをする人。男を「おかんなぎ(覡)」、女を「めかんなぎ(巫)」という。令制では神祇官の所管に...
かん‐にえ【神嘗】
《「かむにへ」とも表記》「かんなめ」に同じ。