ま‐なお【真直】
[形動ナリ]正しく偽りのないさま。心のまっすぐなさま。「豊国の企救(きく)の浜辺の砂地(まなごつち)—にしあらば何か嘆かむ」〈万・一三九三〉
マヨラナ‐りゅうし【マヨラナ粒子】
電荷をもたない中性のスピン1/2の粒子のうち、反粒子が自身と同じもの。1937年にイタリアのE=マヨラナが考案したが、実験的にはまだその存在が確認されていない。現在、岐阜県の神岡鉱山跡にある実験...
みかさ‐づけ【三笠付け】
冠付(かむりづ)けの一。俳諧の選者が冠の5文字を3題出し、それぞれに七・五を付けさせ、3句一組みにして高点を競うもの。江戸時代、宝永(1704〜1711)ごろから行われた。
マリ‐グラード【Mali grad】
《スロベニア語で小さな城の意》スロベニア中北部の都市カムニクの旧市街にある城。11世紀の創建とされ、13世紀にゴシック様式の外観をもつ礼拝堂が建造された。
むかわ‐りゅう【むかわ竜】
⇒カムイサウルス
ムスカリ【(ラテン)Muscari】
キジカクシ科ムスカリ属の多年草の総称。地中海沿岸を中心に分布し、50種ほどがある。ヒヤシンスに似て花茎を伸ばし、総状に花をつける。よく栽培されるのはアルメニアカム(ルリムスカリ)で、春に紫青色の...
もや‐つ・く
[動カ五(四)] 1 むしゃくしゃする。むかむかする。もやくる。「胸に—・くものがあった」 2 物事がごたごたする。ごたつく。もやくる。「魂据ゑて返事せろと—・く後に」〈浄・宵庚申〉
モフ‐たん【MOF担】
《MOFは大蔵省・財務省を表すMinistry of Financeの頭文字から》大蔵省(現財務省)との折衝を主な任務とした銀行・証券会社などの担当者の通称。かつて金融監督官庁であった同省の動き...
愛(め)での盛(さか)り
寵愛(ちょうあい)される盛りにあること。「神(かむ)ながら—に天の下奏(まを)し給ひし家の子と選ひ給ひて」〈万・八九四〉
もも‐くま【百隈】
多くの曲がりかど。「—の道は来にしをまた更に八十島(やそしま)過ぎて別れか行かむ」〈万・四三四九〉