かん【神】
[語素]「かみ(神)」が名詞、動詞の上に付いて、複合語を作るときの語形。古く、「かむ…」と表記されたものが、中世以降「かん…」と発音・表記されたものと、「かみ…」が撥音化して「かん…」となったも...
かん【上】
《「かみ」の音変化。「かむ」とも表記する》「かみ(上)」に同じ。「—つ宮」〈用明紀〉
かん‐あが・る【神上がる】
[動ラ四]⇒かむあがる
かれい【餉】
「かれいい」の音変化。「常知らぬ道の長手をくれくれといかにか行かむ—はなしに」〈万・八八八〉
かん‐く【冠句】
⇒冠付(かむりづ)け
ガロ
青林堂が発行していた漫画雑誌。昭和39年(1964)創刊。平成14年(2002)休刊。名称は白土三平の漫画「やませ」の登場人物「大摩のガロ」に由来。白土の代表作「カムイ伝」を連載したほか、水木し...
かるかや【苅萱】
苅萱道心の略称。
謡曲で、苅萱道心の説話を題材にしたもの。現在は廃曲。禿高野(かむろこうや)。
説経節。三段。作者未詳。江戸初期の成立。五説経の一つで、謡曲の「苅萱」に他の説話を加えて作っ...
から【故/柄】
1 目的・目標を表す。ため。「我が—に泣きし心を忘らえぬかも」〈万・四三五六〉 2 原因・理由を表す。ため。ゆえ。「あにもあらぬ己(おの)が身の—人の子の言も尽くさじ我も寄りなむ」〈万・三七九九...
かよい‐ぐち【通い口】
茶室で、亭主側が点茶(てんちゃ)・炭点前(すみてまえ)以外の用事で席内へ出入りする口。給仕口。禿口(かむろぐち)。
かり‐かり
[副](スル) 1 堅い物をかみ砕いたり引っかいたりするときの軽い音を表す語。「鍋の汚れを—(と)かき落とす」 2 水分や脂肪分がなくて堅く、かむと歯切れのいいさま。「ベーコンを—に焼く」 3 ...