からす‐かんざえもん【烏勘左衛門】
1 《烏と同じ頭韻の「勘左衛門」を重ねて》カラスを人名に擬した語。 2 色の黒い人をあざけっていう語。
からす‐がい【烏貝】
1 イシガイ科の二枚貝。湖沼にすみ、貝殻は楕円形で殻長約20センチ。殻表は黒く光沢があり、内面は真珠光沢が強い。肉は食用、殻はボタン・貝細工の材料。《季 春》「—三つ四つのせて舟戻る/泊月」 2...
烏(からす)が鵜(う)の真似(まね)
「鵜の真似をする烏」に同じ。
からす‐がしら【烏頭】
《「烏頭(うとう)」を訓読みにした語》馬の後脚の、外に向いてとがった関節。くわゆき。
からす‐がね【烏金】
《翌朝、烏が鳴くまでに返さなければならない金の意》日歩で借りて、借りた翌日にすぐ返すという条件の高利の金。
からす‐がみ【烏紙】
畳の縁布の下敷きに用いる紺黒色の和紙。
からす‐がわ【烏川】
群馬県西南部を流れる川。鼻曲山(標高1655メートル)に源を発し、途中鏑(かぶら)川・神流(かんな)川などと合流して伊勢崎市南部の埼玉県との境で利根川に注ぐ。長さ62キロ。灌漑(かんがい)に利用...
から‐すき【唐鋤/犂】
1 柄が曲がっていて刃の広いすき。牛馬に引かせて田畑を耕すのに用いる。うしぐわ。 2 「唐鋤星」の略。
からすき‐ぼし【唐鋤星】
二十八宿の一、参宿(しんしゅく)の和名。星の配置を唐鋤に見立てた名。→参(しん)
からす‐ぐち【烏口】
製図用具の一。2枚のくちばし状の部分の間に墨汁を含ませて線を引くもの。