からさで‐まつり【からさで祭/神等去出祭】
陰暦10月、出雲に集まった全国の神々をそれぞれの国に送り返す神事。島根県松江市の佐太神社では11月25日に、出雲大社では11月27日に行う。《季 冬》
から‐さわ【涸沢】
水が干上ってしまった沢。
から‐さわぎ【空騒ぎ】
[名](スル)たいしたことではないのに、やたらに騒ぎたてること。また、騒いだわりに実りのないこと。「マスコミの—に終わる」
からさわ‐やま【唐沢山】
栃木県南西部、佐野市にある山。標高230メートル。藤原秀郷(ふじわらのひでさと)の居城があった。
からさわやま‐じんじゃ【唐沢山神社】
唐沢山にある神社。旧別格官幣社。祭神は藤原秀郷。
から‐さんがい【唐三界】
はるかに遠い唐の地。唐くんだり。「いつの便宜(びんぎ)に—」〈浄・国性爺〉
カラザ【(ラテン)chalaza】
鳥類の卵黄の両端についているねじれた紐(ひも)状のもの。たんぱく質でできていて、卵黄を卵白の中で一定の位置に保つ。
から‐ざえ【漢才】
《「さえ」は「さい」の音変化》中国の学問に通じていて、漢詩文を作ることに巧みなこと。また、その才能。かんさい。「—はよくて、詩などは、いみじく作られけれど」〈愚管抄・三〉
から‐ざお【殻竿/唐竿/連枷】
豆類や、粟・稲・麦などの脱穀に用いる農具。竿の先に枢(くるる)を設けて打棒を取り付けたもの。打棒を回転させながら振り下ろして穀類を打つ。まいぎね。くるりぼう。むぎうち。れんか。
から‐ざけ【空酒】
肴(さかな)なしで飲む酒。