ひかり‐かいり【光解離】
分子が光の照射を受け、原子、イオン、反応性が高い遊離基などに分かれること。成層圏において酸素分子からオゾンを生成したり、逆にオゾン層を破壊する過程の一部になったりする働きがあることが知られている。
はしのないかわ【橋のない川】
住井すゑの長編小説。全7部。第1部は、昭和34年(1959)から昭和35年(1960)にかけて部落問題研究所の機関紙「部落」に連載されたのち、昭和36年(1961)刊行。以後は書き下ろしで第7部...
ひよけ‐ざる【日避猿】
皮翼目ヒヨケザル科の哺乳類。分類上、サル類とコウモリ類との中間に置かれることが多い。体長約40センチ、尾長約25センチ。体側にある飛膜を広げて滑空する。植物食で、夜行性。フィリピン・マレーなどの...
ひわのせいぼ【鶸の聖母】
《原題、(イタリア)Madonna del cardellino》ラファエロの絵画。板に油彩。縦107センチ、横77センチ。聖母マリアと受難の象徴である鶸(ひわ)を手にする幼児イエス=キリスト、...
ピョートルクフ‐トリブナルスキ【Piotrków Trybunalski】
ポーランド中央部の都市。ウッジの南東約40キロメートルに位置する。ホロコースト以前、ユダヤ人が多く居住。ナチスドイツのポーランド侵攻によって激戦地となり、最初のゲットーが設けられた。かつてウッジ...
ひんみゃくせい‐ふせいみゃく【頻脈性不整脈】
心拍数が早くなる不整脈。1分間に100回以上になるものをいう。運動後などに見られる洞性頻脈のほか、心房で起こるものと心室で起こるものがあり、心拍数などによって期外収縮・頻拍・粗動・細動に分かれる...
ヒョートリエット【Hötorget】
スウェーデンの首都ストックホルムにある広場。新市街に位置し、ストックホルムコンサートホールに面する。青果物などの野外市場や蚤の市が開かれる。
ヒンドゥスターニー‐おんがく【ヒンドゥスターニー音楽】
《(ヒンディー)Hindūstānī Saṃgīta》インド伝統音楽の二大潮流の一つ。13世紀初頭にイスラム王朝がデリーに成立し、このころから南インドのカルナータカ音楽と、イスラム文化の影響のも...
ふ【浮】
[常用漢字] [音]フ(慣) ブ(呉) [訓]うく うかれる うかぶ うかべる 1 水面または空中に漂う。うく。「浮上・浮沈・浮動・浮遊・浮力」 2 根拠や実質がない。「浮世・浮説・浮薄・浮浪/...
ひゃくせつ‐せんま【百折千磨】
何度もくじけ、何度もみがかれること。転じて、種々の苦労を重ねること。「—の艱苦(かんく)を経る」