かわい‐がり【可愛がり】
1 かわいがること。「猫—」 2 (反語的に用いて)痛い目にあわせること。スポーツや武道などで、厳しくしごくこと。 [補説]2は、過度のトレーニングやいじめ・暴行との境界があいまいであり、しばし...
うつくし・む【慈しむ/愛しむ】
[動マ四]かわいがる。いつくしむ。大切にする。うつくしぶ。「憎げなる稚児(ちご)を、己(おの)が心地の愛(かな)しきままに、—・み、愛しがり」〈枕・九六〉
しょう‐あい【鍾愛】
[名](スル)《「鍾」は集める意》たいそう好きこのむこと。大切にしてかわいがること。「—すること大方(おおかた)ならず」〈谷崎・春琴抄〉
あい‐ちょう【愛鳥】
鳥をかわいがること。特に、野鳥を愛護すること。
あい‐びょう【愛猫】
1 かわいがって大切にしている猫。 2 猫をかわいがること。「—家」
あい‐ちょう【愛寵】
特別に目をかけてかわいがること。寵愛。「—比無き李夫人の兄たる弐師(じし)将軍」〈中島敦・李陵〉
いき‐もの【生き物】
1 生きているもの。特に、動物。生物(せいぶつ)。「—をかわいがる」 2 生命があるかのように、生き生きとして、絶えず変化するもの。「言葉は—だ」
うつくし‐が・る【愛しがる】
[動ラ四]かわいらしいと思う。かわいがる。「松君のをかしうもの宣(のたま)ふを、誰も誰も、—・り聞こえ給ふ」〈枕・一〇四〉
いとおし・む【愛おしむ】
[動マ五(四)] 1 かわいく思って大事にする。かわいがる。「わが子のように—・む」 2 かわいそうに思う。気の毒に思う。「身よりのない子を—・む」 3 惜しんで大切にする。「わが身を—・む」「...
いっ‐そう【一層】
[名] 1 ひとかさね。 2 数層の建物のいちばん下。
[副] 1 程度がいちだんと進むさま。ひときわ。ますます。「寒さが—厳しくなる」「末っ子をより—かわいがる」 2 むしろ。かえって。い...