かん‐せぎょう【寒施行】
寒中に、餌の乏しいキツネ・タヌキなどに食物を施すこと。巣穴の前やあぜ・山道などに置く。穴施行。野施行。《季 冬》「—北へ流るる野川あり/波郷」
かん‐せつ【官設】
国家が設立し、維持すること。官立。⇔私設。
かん‐せつ【冠雪】
[名](スル)かぶさるように降り積もった雪。また、雪がそのように積もること。
かん‐せつ【間接】
1 中間に他のものを置いた状態で、物事が行われること。また、そういう関係にあること。「知人を通じて—に依頼する」「—の援助を受ける」⇔直接。 2 遠回しに示すこと。「—に非難する」⇔直接。
かん‐せつ【勧説】
[名](スル)ある行為をするように説くこと。かんぜい。「安政六年の末から、中丸昌庵が主として—した所である」〈鴎外・渋江抽斎〉
かん‐せつ【関節】
[名]骨と骨とを連接させる可動性の結合部。周囲を結合組織の膜が包み、内側には滑液が入っていて潤滑油の役をする。 [名](スル)関節または関節状の連結部で結合していること。「大腿骨と—する骨」
かん‐せつ【環節】
ヒル類の体表面を区切る環状の分節。体節とは異なり、内部構造とは関係ない。また、体節をいう場合もある。輪節。
かん‐せつ【乾雪】
水分が少なく、さらさらとして軽い雪。
かんせつ‐えき【関節液】
⇒滑液
かんせつ‐えん【関節炎】
関節の炎症。関節のはれ・痛みがあり、急性の場合には発赤・熱感や全身の発熱がみられることも多い。