かん‐てん【寒天】
1 寒い冬の空。寒空(さむぞら)。冬天。《季 冬》 2 テングサなどの煮汁を凍結・乾燥させた食品。煮溶かしてゼリー状とし、蜜豆・水羊羹などの菓子の材料とする。また、微生物の培養基や写真工業など利...
かん‐てん【寒点】
⇒冷点(れいてん)
かん‐てん【寛典】
情けある取り扱い。また、寛大な法的な処置。「—に浴する」
かん‐てん【漢天】
天の川のかかって見える空。「—既にひらきて、雲東嶺にたなびき」〈平家・七〉
かん‐てん【観点】
物事を見たり考えたりする立場。見地。「環境保護の—に立つ」「—が違う」
かんてん‐きち【歓天喜地】
[名・形動]《天によろこび地によろこぶ意》大喜びすること。また、そのさま。「—の大喝采」
かん‐てんぎ【簡天儀】
江戸中期に製作された天体観測器械で、中国の渾天儀(こんてんぎ)を簡略化したもの。
かんてん‐し【寒天紙】
寒天を薄くのばして紙のようにしたもの。織物のつや出しや、女性の髪飾りなどに用いる。かんてんがみ。
かんてん‐しつ【寒天質】
透明なゼリー状に固まっている性質。また、その物質。
かん‐てんじ【漢点字】
漢字を表す点字。1マスを2行4段計8個の点によって示し、1マスから3マスを使って漢字1字を表す。大阪府立盲学校(現大阪府立視覚支援学校)教諭川上泰一が考案し、昭和45年(1970)に公表。