かんど‐こうか【乾土効果】
水田に湛水(たんすい)する前に土壌を乾燥させることで、土壌中の窒素量が増加する現象。生物遺物が微生物に分解されやすく、有機態窒素が作物に吸収されやすい無機態窒素になり、生育がよくなることが知られる。
かん‐どころ【勘所/甲所/肝所】
1 三味線などで、音調を整えるために指で弦を押さえるところ。つぼ。 2 はずすことのできない大事なところ。肝心なところ。急所。「—を心得た仕事ぶり」
勘所(かんどころ)を押(お)さ・える
1 物事の肝心な点をしっかりとらえる。「話の—・えた質問」 2 三味線などの弦の正しい位置を指で押さえる。
かん‐ドック【乾ドック】
ドックの一。海から陸へ掘り込んだ掘割で、船を入れたあと水門を締めて排水し、船の修理作業をするもの。船の建造にも使用される。乾船渠(かんせんきょ)。ドライドック。→湿ドック
かんどの‐もり【神殿守】
神殿の守衛。
カンドバン【Kandovan】
⇒キャンドバーン
かん‐どり【楫取り/舵取り】
《「かじとり」の音変化》船頭。舵手(だしゅ)。「—ども、いかにもして助からんとしけれども」〈平家・五〉
カンドンベ【(スペイン)candombe】
ウルグアイの音楽の一。太鼓を中心とした激しいリズムをもつ舞曲で、植民地時代に、アフリカ出身の黒人奴隷らによって作られた。
カンドージ‐こ【カンドージ湖】
《Kandawgyi Lake》ミャンマーの旧首都ヤンゴンにある湖。市街北部に位置する。インヤー湖から水を引いた人造湖であり、英国統治時代に造られた。ロイヤル湖。
かんな【鉋】
材木の表面を削ってなめらかにする大工道具。用途により平(ひら)鉋・丸鉋・溝鉋などがある。古く用いられた、柄の先に刃を付けただけの槍(やり)鉋に対して、台鉋ともいう。