おおの‐がい【大野貝】
エゾオオノガイ科の二枚貝。内海の砂泥中にすむ。貝殻は長卵形で白く、殻長8センチくらい。太く長い水管をもち、黒褐色の皮が覆う。本州中部以南に分布。水管は食用。おおむらがい。
おきな‐がい【翁貝】
ソトオリガイ科の二枚貝。潮間帯付近の砂泥底にすむ。貝殻は楕円形で膨らみ、殻長約5センチ。殻は薄く、真珠光沢が強い白色。本州以南に分布。うすぎぬがい。
おお‐がい【大貝/頁】
漢字の旁(つくり)の一。「順」「頭」「類」などの「頁」の称。貝(こがい)(貝偏)と区別して頁(おおがい)という。一ノ貝。
かい【貝】
1 貝殻をもつ軟体動物。ハマグリなどの二枚貝、サザエなどの巻き貝、ツノガイなどの掘足類を主にいう。 2 貝殻。「—細工」 3 貝殻で作ったもの。貝香(かいこう)の粉末、螺鈿(らでん)など。 4 ...
えぞ‐いしかげがい【蝦夷石陰貝】
ザルガイ科の二枚貝。殻はトリガイに似る。身は肉厚で、すし種などにする。日本ではオホーツク海から鹿島灘にかけての浅海に生息、岩手では養殖もされる。石垣貝。
えん‐おう【鴛鴦】
《「鴛」は雄の、「鴦」は雌のオシドリ》 1 オシドリのつがい。 2 《オシドリの雌雄がいつも一緒にいるところから》夫婦の仲のむつまじいことのたとえ。
かい【界】
[音]カイ(漢) [訓]さかい [学習漢字]3年 1 空間を分けた区切り。物事のさかい目。「境界・結界・限界・分界・臨界」 2 範囲を区切った特定の場所。「界隈(かいわい)/外界・各界・眼界・業...
がい【街】
[音]ガイ(慣) カイ(漢) [訓]まち [学習漢字]4年 〈ガイ〉 1 町中を区切る通り。「街頭・街灯・街路」 2 町中の通りに面した一角。「花街・市街・官庁街・住宅街・商店街・繁華街」
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うつせ‐がい【空貝/虚貝】
1 海岸に打ち寄せられた、からになった貝。貝殻。和歌では「実なし」「むなし」「あはず」や同音の反復で「うつし心」などを導く序詞に用いられる。「上には白銀(しろがね)、黄金(こがね)の蛤(はまぐり...
がい・す【害す】
[動サ五]「がい(害)する」(サ変)の五段化。「感情を—・さないように話す」
[動サ変]「がい(害)する」の文語形。