かくさん‐かえん【拡散火炎】
可燃性気体が空気中に拡散しながら燃焼するときに現れる火炎。ろうそくの炎やガスバーナーの混合空気を減らしたときにみられる橙色の炎をさす。拡散炎。→予混合火炎
かき‐た・ゆ【掻き絶ゆ】
[動ヤ下二]連絡がすっかり絶える。音沙汰がなくなる。「また—・えて十余日になりぬ」〈かげろふ・下〉
かく‐ちゅう【角柱】
1 二つの合同な多角形が平行し、他の面がすべて平行四辺形である多面体。角壔(かくとう)。 2 四角い柱。かくばしら。
かきゅう‐き【過給機】
内燃機関で、吸入した空気を圧縮して気化器に送り込む装置。燃焼を増やし出力を高める。エンジンの回転力を利用する方式をスーパーチャージャー、排気ガスのエネルギーを利用する方式をターボチャージャーとよ...
かき‐く・れる【掻き暮れる/掻き暗れる】
[動ラ下一][文]かきく・る[ラ下二] 1 (「涙にかきくれる」の形で)ひたすら泣く。「うれし涙に—・れる」 2 空などがすっかり暗くなる。「きのふけふ富士の高嶺は—・れて清見が関に降れる初雪」...
か‐ぐわし・い【芳しい/香しい/馨しい】
[形][文]かぐは・し[シク]《「香(か)細(くは)し」の意》 1 よいにおいがする。香りがよい。かんばしい。こうばしい。「—・い梅の香り」 2 心が引かれる。好ましい。すばらしい。「あなたとの...
かがく‐ロケット【化学ロケット】
燃料の燃焼(化学反応)を推力として利用するロケットの総称。固体ロケット、液体ロケットがあり、いずれも燃料と酸化剤を燃焼室で燃焼し、高温・高圧のガスを発生させ、ノズルから超音速で噴き出すことで推力...
かがくへいき‐きんしじょうやく【化学兵器禁止条約】
《「化学兵器の開発、生産、貯蔵及び使用の禁止並びに廃棄に関する条約」の通称》サリンなどの毒ガスや枯れ葉剤など、化学兵器の開発・生産・貯蔵・使用を禁止し、保有する化学兵器の廃棄を定めた条約。廃棄は...
かかと【踵】
1 足の裏の後部、足首の下にあたる部分。くびす。きびす。「—を上げる」 2 靴など、履き物の後部。「—がすり減る」「—を踏んで履く」
かか・る【皸る】
[動ラ四]あかぎれが切れる。ひび割れがする。「稲舂(つ)けば—・る吾(あ)が手を今夜(こよひ)もか殿の若子(わくご)が取りて嘆かむ」〈万・三四五九〉