ふごう‐けいやく【付合契約】
契約当事者の一方によってあらかじめ約款が定められ、他方はそれ以外に契約内容を選択する自由をもたない契約。保険契約、電気・ガスの供給契約など。付従契約。
ふけ‐わた・る【更け渡る】
[動ラ五(四)]夜がすっかり更ける。「夜も—・る丑(うし)三つ時」
ふずもう【文相撲】
《「ふみずもう」とも》狂言。新しく雇った男の得意芸が相撲と聞いた大名が、自ら相手をして負けてしまう。大名は相撲の書を読んで再戦するが、また負けてしまい、腹いせに太郎冠者(かじゃ)を打ち転がす。
ふくどう‐きかん【複動機関】
蒸気や燃焼ガスの圧力をピストンの両面に交互に受けて運動する往復機関。出力は単動機関の倍となる。
ふく‐せき【復席】
[名](スル)いったん離れた席に再び戻ること。「焼香がすんで—する」
ぶく‐ぶく
[副](スル) 1 泡などが次々と出る音や、そのさまを表す語。「汚水にメタンガスが—(と)わく」 2 泡をたてながら物が水中に沈む音や、そのさまを表す語。「見る間に—(と)沈む」 3 水などを...
ふく‐よか【膨よか/脹よか】
[形動][文][ナリ] 1 ふっくらと肥えているさま。やわらかそうにふくらんでいるさま。ふくやか。ふくらか。「—な頰」 2 よい香りがするさま。「玉露の—な香りを楽しむ」
ふく‐めい【腹鳴】
腹部で聞こえる雑音。腸の内容物とガスや液体の移動によって発する。はらなり。
ふじ‐なまこ【藤海鼠】
クロナマコ科のナマコ。房総半島以南の浅海にみられ、体長20〜50センチ。背面は淡灰褐色で褐色の斑点が縦に2列並ぶ。腸内にカクレウオがすむ。
ブタジエン【butadiene】
エチレン系炭化水素の一。炭素4個を含み、2種の異性体がある。ふつう一位と三位とに二重結合をもつもの(1,3-ブタジエン)をさす。無色・無臭の気体。容易に液化。工業的には石油分解ガスから抽出し、合...