よろし‐なえ【宜しなへ】
[副]《形容詞「よろし」の語幹+連語「なへ」から》ちょうどよいぐあいに。ふさわしく。「耳梨の青菅山(あをすがやま)は背面(そとも)の大き御門に—神さび立てり」〈万・五二〉
りん‐ご【林檎】
バラ科の落葉高木。また、その果実。葉は卵円形。4、5月ごろ、葉とともに白または淡紅色の5弁花を開き、のち球状の赤色などの実を結ぶ。甘酸っぱく白い食用部は、花托の発達したもの。ヨーロッパ中部から南...
よし【縦】
[副]《形容詞「よし」から。「可(よ)し」と仮に許す意》 1 (仮定の表現を伴って)仮に。たとえ。よしんば。万一。「—解った処が仕様の無い話で」〈小杉天外・はやり唄〉 2 満足ではないがやむをえ...
よじ‐と・る【攀ぢ取る】
[動ラ四]つかんで引き寄せて折り取る。「青柳のほつ枝(え)—・りかづらくは君がやどにし千年(ちとせ)寿(ほ)くとそ」〈万・四二八九〉
よもぎ‐の‐やど【蓬の宿】
ヨモギなどが生え茂って荒れ果てた家。よもぎがやど。「玉しける庭に移ろふ菊の花もとの—な忘れそ」〈頼政集〉
リボン‐グラス【ribbon grass】
イネ科の多年草。根茎は数珠状。葉は線形で長さ15〜30センチ、白い筋がある。夏に円錐状の穂を出す。地中海地方の原産。花壇の縁どりとして植えられる。リボンがや。
るり‐しじみ【瑠璃小灰蝶】
シジミチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張3センチくらい。翅は青藍色で、前翅は雄では外縁がやや黒っぽく、雌では側縁に黒帯がある。裏面は灰白色に黒点が散在。幼虫はフジ・クズなどのつぼみを食う。
よう【良う/善う/能う】
[副]《「よ(良)く」のウ音便》 1 「よ(良)く」に同じ。「—おいでなさった」「遅くまで—働く」 2 (あとに打消しの語を伴って)不可能を表す。とても…できない。「生魚は—食べない」 3 (あ...
ワット‐チェットヨート【Wat Chet Yot】
タイ北部の都市チェンマイの市街北西部にある仏教寺院。15世紀半ば、ランナータイ王国第9代王ティローカラートにより建立。タイ語で「七つの塔」を意味し、最も高い仏塔を中心に、6基の低い仏塔が囲む。仏...
ワット‐チャマティーウィー【Wat Chamadevi】
タイ北部の町ランプーンの北西郊にある仏教寺院。通称ワットククット。8世紀半ばに建立。仏教の聖地であるインドのブッダガヤの大菩提寺に似た、60体もの仏像が壁面に納められた四角錐の仏塔がある。ワット...