気(き)が早(はや)・い
せっかちである。気短である。
気(き)が張(は)・る
気持ちが引きしまる。緊張する。「上司の前では—・る」
気(き)が晴(は)・れる
気持ちがすっきりする。「言うだけ言って—・れる」
気(き)が引(ひ)・ける
気おくれがする。引け目を感じる。
気(き)が触(ふ)・れる
1 正気でなくなる。気が狂う。 2 心が動く。「さもしい金に—・れた見世(みせ)女郎のあさましさと」〈浄・冥途の飛脚〉
気(き)が減(へ)・る
気疲れする。はらはらする。「こりゃどうもならぬ。ああ、ああ、—・る」〈浮・一代男・四〉
気(き)が変(へん)にな・る
精神の働きが正常でなくなる。
きがぼくし【飢餓牧師】
《原題、(ドイツ)Der Hungerpastor》ラーベの長編小説。1864年刊。全3巻。「アブー‐テルファン」「死体運搬車」とともに「シュトゥットガルト3部作」とよばれる。
き‐がまえ【気構え】
1 物事に対処する心の準備。また、物事に取り組む際の意気込みや心構え。「同僚とは仕事への—が違う」 2 漢字の構えの一。「気」「氳(うん)」などの「气」の称。 3 株式で、相場の変動を予測したり...
き‐がま・える【気構える】
[動ア下一][文]きがま・ふ[ハ下二]物事に対して心の準備をする。「初対面だからと—・えなくともよい」