き‐こう【気孔】
維管束植物の表皮の、孔辺細胞およびその間にある小孔。狭義には、すきまだけをいう。光合成・呼吸・蒸散などの際に空気や水蒸気の通路となる。陸生植物では葉の裏面に多い。
き‐こう【紀綱】
《「紀」は細い綱、「綱」は太い綱》国家を治める上で根本となる制度や規則。綱紀。
き‐こう【紀行】
旅行中の体験・見聞・感想などを書きつづった文章。紀行文。「東関—」
き‐こう【貴公】
[代]二人称の人代名詞。男性が、対等または目下の男性に対して用いる。江戸前期には、武士が目上の男子に対して敬意をもって用いたが、しだいに尊敬度が落ち、江戸末期には、現在の用いられ方になった。
き‐こう【貴校】
文書などで、相手を敬って、その学校をいう語。御校(おんこう)。
き‐こう【起工】
[名](スル)工事を始めること。大規模なものにいう。着工。「—式」
き‐こう【起稿】
[名](スル)原稿を書き始めること。
き‐こう【騎行】
[名](スル)馬に乗って行くこと。「君僕と共に—するや」〈織田訳・花柳春話〉
き‐こう【亀甲】
⇒きっこう(亀甲)